BELFIORE, VALENTINA

就職先：株式会社アルティスタティラーレ（建築設計）
職種：設計士

ナガヌマに入る前から「日本で就職したい」という希望があったので、中級レベルから上がる時にＢＪコースに入りました。ＢＪコースで勉強したことで一番難しかったことは、プレゼンテーションです。「ヒット商品の分析」や「企業の業務改善提案」など様々なテーマについてプレゼンテーションしましたが、最初は日本語に自信がなくて、見ている人と目を合わせられなくて注意されたこともありました。日本語の難しさと内容を伝える難しさがありましたが、回を重ねると上手く相手に伝えられるようになりました。ＢＪコースで実際に就職活動をして役に立ったことは、履歴書の書き方と面接の受け方だと思います。履歴書は、日本人よりも上手いと面接官に褒められたこともあってとても嬉しかったです。また、面接についても自己分析をして、私独自のアピールができたと思います。「就職したい！」という夢が同じクラスメイトと、就活について相談したり、落ち込んだ時に励まし合えたことは、自分にとってもいい環境だったと思います。途中で、「就職するのは無理かも…」と思ったこともありましたが、「自信を持って、落ち込まない！」と自分に言い聞かせて頑張ったので、就職が決まりました。これから日本で就職したいと思っている人は、チャンスがきっとあると思うので、自分でやりたいことをはっきりさせて、時間をかけてでも挑戦してほしいと思います。

小林　康裕

就職先：株式会社ブルボン
職種：物流管理

私は父が日本人で母が香港人なので、日本人の名前を持っています。香港で育ちましたが、小さい時から周りの人たちになぜ日本語が話せないのかと言われて悩みました。今は日本人と同じことを体験し生活してみたいので、日本語が必要です。そのために日本語を学び、就活しています。家庭では、広東語・日本語・英語を混ぜて話す環境で育ちました。日本語はあまり考えずに話しますが、その分、文法などをよく間違えます。また、日本のマナーや日本語の適切な使い方などが分からないので、難しいです。慣用句・ことわざなど、日常会話の中でぴったり来る表現や文化的なことも学ばなければなりません。ＢＪコースで勉強した敬語やビジネスマナー、メールの書き方などは凄く役に立っていると思います。また、外国人には分からない挨拶の仕方や「報連相(ほうれんそう)」など、ビジネスの基本的なことをしっかり教えてくれるのがいいところです。さらに最も重要なことは、ＢＪコースには就活についての情報がたくさんあることです。将来は日本を軸足として海外と接する仕事ができるようにこれから頑張っていきます。

ユラン・ファビアン

就職先：エンワールド・ジャパン株式会社

長沼スクールで2010年の秋学期から2011年の春学期まで10か月ビジネス日本語を勉強しました。日常会話はもうほとんど問題ないと思いましたが、やはりビジネス日本語になりますと別次元で、また一からスタートのような感じでした。改まった表現、丁寧な言い方や敬語の使い方を勉強できて、今の会社での仕事に本当に毎日役に立っています。

上司と先輩との日常的な話し合いではもちろん、電話応対とメールの書き方も長沼スクールで教えて頂きました。模擬面接で頂いたアドバイスも就職活動ですぐ実践できましたし、日報と報連相も日々必要なことで、何回も長沼スクールで練習できて本当に良かった！と思っています。

ビジネス日本語クラスの強みはやはりビジネス場面で起きることを全面的に練習することとJモジュールの方で普通の日本語の表現力を上げることだと思っております。授業の内容は充実していますし、様々なメソッドが使われていますので、本当に楽しい授業です。 長沼スクールでお世話になった先生に本当に感謝いたしております。