セミナーのご案内

受講料(税込)
5日間 54,000円(希望講座のみの受講可、1講座につき12,960円、半日講座は各6,480円)
会場
学校法人長沼スクール 東京日本語学校
対象
現職日本語教師および、養成講座修了生、日本語ボランティア等

現職日本語教師のためのブラッシュアップセミナーです。今年も第一線でご活躍中の講師陣をお迎えしました。 授業に直結したワークショップを取り入れた講座を通して、教師改善力を高めていきましょう!

8月12日(月)

9:20 ~ 16:45

よりよい授業につなげる教師の「文法力」

―知識とセンスとスキルを高める―

講師:菊地康人(東京大学)

文法さえ教えていればいい,というものではもちろんありませんが,「文法に強いと,よりよい授業ができる」ということはたくさんあります。その際必要なのは,知識だけでなく,文法的センス・文法的スキルといったものです。そうした「文法力」をみがいて授業に活かす,ということを,いろいろな具体例を見ながら,考えていきましょう。

8月13日(火)

9:20 ~ 12:30

外国人労働者の受け入れの観点から考える日本語教育

―高度人材を中心に―

講師:近藤彩(麗澤大学)

外国人労働者の受け入れが加速化する中、日本語教育は新たな局面を迎えています。日本語教育は誰のためのものか、教育内容についてどう考えればいいのかなど、いろいろと再考する必要が出てきました。本セミナーではこれまでのビジネスコミュニケーションに関わる研究と教育実践を紹介しつつ、日本人と外国人の相互理解や協働を目指した日本語教育について検討していきたいと思います。  

8月13日(火)

13:30 ~ 16:45

企業と日本語学校の実践報告

―教育現場の改善に向けて―

コメンテーター:近藤彩(麗澤大学)
実践報告(1)植木香他(学校法人長沼スクール)
実践報告(2)森島聡(株式会社デンソー)

1.実践報告
(1)長沼スクール、ビジネス日本語コースでの実践報告
(2)企業の技術職場に適した実践的日本語教育構築
2.グループ・ディスカッション
ビジネスコミュニケーション/評価/異文化理解力
3.総括:教育現場の改善に向けて

8月14日(水)

9:20 ~ 16:45

日本語教師のためのCLIL入門

―理論と実践―

講師:奥野由紀子(首都大学東京)

午前タイトル「日本語教師のためのCLIL入門―理論と実践例の紹介―」
午後タイトル「日本語教師のためのCLIL入門―ワークショップ編―」

本講座では内容言語統合型学習(CLIL:Content and Language Integrated Learning)の理論と実践について学んでいきます。内容(Content),言語 (Communication),思考(Cognition),協学(Community)という4つの概念(4C)を有機的に結び付けながら、どのような授業が可能か、またどのような足場かけができるか、一緒に考えていきましょう。

8月15日(木)

9:20 ~ 16:45

ひとりでも学べる日本語の発音学習者・教師を目指して

―自律的な学習者・教師のための発音学習―

講師:中川千恵子(國學院大學)

言葉の習得には時間がかかります。発音も同じで、教室で学習が終わるわけではありません。また、学習者も教師も好みの学習スタイルや性格は様々ですから、自分に合った学習方法を選択することも大事です。教室外で「ひとりでも学べる(教えられる)ような発音の学習」ができるような支援の方法をご紹介してさらにご一緒に考えたいと思います。

8月16日(金)

9:20 ~ 16:45

これからの教室を支えていくICTと教師の役割

講師:山田智久(北海道大学)

巷では、AIが人間の仕事を奪うといったニュースを良く目にするようになりました。事実テクノロジーの発達は目覚ましく、これからの教室はICTの力でがらりと変わっていく、もしくは変わらざるを得なくなります。この社会変化と日本語教師の役割の変化について、ディスカッション形式で考えながら、これからの日本語教師が習得すべきICTリテラシーについてハンズオン型のワークショップで身に付けることを狙いとします。

申し込みについて

お申し込みはこちら

申込期限:7月31日(水)

定員になり次第、締め切らせていただきます。

お振込み先については、受付後ご案内致します。

尚、一度納められた受講料は理由の如何に関わらず、お返しできません。

お問い合わせはこちらまで

学校法人長沼スクール 夏季セミナー事務局

E-mail:info@naganuma-school.ac.jp

TEL:03-3463-7261

受講料(税込)
  • 夏季集中セミナー受講なしの場合:
    1講座 6,480円 2講座 12,960円
  • 受講日数に関わらず、夏季集中セミナーお申し込みの場合:
    1講座 5,400円 2講座 10,800円
会場
学校法人長沼スクール 東京日本語学校
対象
日本語教育関係者および当講座にご興味のある方はどなたでも参加可

外国語と日本語の違いを知り、学習者の言語文化を知り、学習者の特性を知る講座。

8月13日(火)

18:00 ~ 21:10

日伯対照言語講座

―ブラジルと日本における言語と文化の相違点―

講師:アビマエル・マシエル・マルケス(東京外国語大学博士課程)

ブラジルにおける日本語教育の歴史は古く、近年ではアニメをはじめ様々なきっかけから日本語を学び始める日系人以外の学習者の増加が目立ちます。しかし、言語的な違いはもとより文化的にも大きく異なり、ポルトガル語圏の学生向けの教材も少ないことから、レベルが高くなるほど、学習しても上達しないと感じ諦める人が多くなります。今回の対照言語講座では両国における言語および文化の共通点と相違点を比較しつつ、ブラジル人の視点から日本語学習上の困難点を紹介することで、ブラジル人学習者へのより分かりやすい日本語の教え方を一緒に考える機会になればと思っています。

8月15日(木)

18:00 ~ 21:10

日露対照言語講座

―ロシア人にとっての日本語、日本人、日本:双方の言語・文化の比較の入り口―

講師:阿出川修嘉(東京外国語大学)

現代ロシア語の特徴を、音声学、形態論、統語論など様々な言語学的側面から日本語との比較を試みつつ概観し、ロシア語を母語とする学習者が日本語を学習する際にどのような部分に困難を感じうるかについて考察する。また、文化的側面からの差異という観点からも、ロシア人が感じるであろう様々なギャップについて考える。

申し込みについて

お申し込みはこちら

申込期限:7月31日(水)

定員になり次第、締め切らせていただきます。

お振込み先については、受付後ご案内致します。

尚、一度納められた受講料は理由の如何に関わらず、お返しできません。

お問い合わせはこちらまで

学校法人長沼スクール 夏季セミナー事務局

E-mail:info@naganuma-school.ac.jp

TEL:03-3463-7261

長沼スクール特別講座は、好評のうちに終了いたしました。
ありがとうございました。

日時
2019年4月6日(土) 14:00~17:10 (途中休憩あり)
会場
学校法人長沼スクール
受講料
6,480円(消費税込)

4月6日(土)

14:00~17:10
(途中休憩あり)

日本語はなんと面白い言葉なんだろう!

講師:プリンストン大学名誉教授 牧野成一

講師より:
言語の底流には言語学者チョムスキーが言うように普遍的な部分があります。音韻構造と統語論 (シンタックス) の分析を通してその証明がなされて来ました。日英語の慣用的な比喩の中で、借用関係がないのに実によく似ているものがかなりあるのもその小さな証明の一つです。(→『日英共通メタファー辞典』(2017 牧野・岡まゆみ著)) しかし、今回の私の講演では普遍的というより特殊的な日本語の特徴、それも日本人の感性と関わる文化と結びついた部分について考えてみたいと思います。
今回は拙著『日本語を翻訳するということ------失われるもの、残るもの』(中公新書 (2018))の中から音声(鼻音と口蓋音)、表記法(漢字、ひらがな、カタカナ)、数(単数、複数、無数)、時制(現在形から過去形へ、過去形から現在形へ)の転換、比喩(特に、提喩と擬人化)の5つに焦点を置いて、お話ししたいと思います。拙著に書いていなかったことにも時々触れるだろうと思います。

牧野成一氏
牧野成一氏

1935年東京生れ。早稲田大学で英文学を、東京大学で言語学を学び、1968年に米イリノイ大学言語学科で言語学博士号を取得。イリノイ大学(1968~1992) とプリンストン大学(1992~2013) で、日本語と言語学を教える。全米日本語教育学会会長 (2003~2006)、イリノイ大学アジア研究センター・言語学科名誉教授、プリンストン大学東洋学科日本語・言語学名誉教授。

主な著書
  • Some Aspects of Japanese Nominalizations (1968)
  • 『ことばと空間』 (1978)
  • 『ウチとソトの言語 文化学--文法を文化で切る』(1996)
  • 『くりかえしの文法』 (1980)
  • Aspects of Linguistics (共編 2007)
  • A Dictionary of {Basic/Intermediate/Advanced Japanese Grammar (筒井通雄と共著(1986/1995/2008))
  • A Bilingual Dictionary of English and Japanese Metaphors 『日英共通 メタファー辞典』 (岡まゆみと共著(2017))など。
  • 『日本語を翻訳すること---失われるもの、残るもの』(中央公論社、中公新書2018年6月刊行)
受賞歴
  • Association of the Departments of Foreign Languages for Distinguished Service in the Profession (2001)
  • 第5回日本語教育学会賞 (2007)
  • ミドルベリー大学名誉博士号(2009)
  • 瑞宝章中綬章受賞 (2014)
  • American Association for Teachers of Japaneseから Lifetime Achievement Award (2017)を受賞

日本語教師春季集中セミナーは、好評のうちに終了いたしました。
ありがとうございました。

日時
2019年3月23日(土) 9:20~16:45 (途中休憩あり)
会場
学校法人長沼スクール
受講対象
現職日本語教師、養成講座修了生、日本語ボランティアなど、日本語教育に関わる方
受講料(税込)
1講座:6,480円(税込)、2講座:12,960円(税込)
パート1、パート2両方の受講が望ましいですが、片方だけでも受講できます。

3月23日(土)

9:20~16:45
(途中休憩あり)

日本語教育の設計図を描く―目標・活動・評価をつなぐ―

●パート1:ナゼ教育の設計図が必要か? (9:20-12:30)
●パート2:わたしの授業設計を振り返る (13:30-16:45)

講師:奥村三菜子先生

●パート1:「ナゼ教育の設計図が必要か?」
ステキな建物を築くには全体を見通した設計図がものを言います。
同様に、より良い教育のためには、関係者同士で共有可能な設計図が大切な役割を果たします。
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)を一例として参照しながら、教育を支える柱(教育理念)について見つめ直し、その理念に沿った目標・活動・評価をつなぐ設計図の意義と描き方について共に考えていきます。

●パート2:「わたしの授業設計を振り返る」
成功した授業の成因・失敗した授業の原因は一体どこにあるのでしょう?
目標・活動・評価の一貫性と授業の成否にはどのような関係があるのでしょう?
コースコーディネーター、専任講師、非常勤講師等々、それぞれの立場から自分自身の実践を振り返りながら、理想の設計図を描いてみましょう。

※パート1だけの参加は可能ですが、パート2に参加なさる方にはできるだけパート1にも参加していただきたく存じます。(やむを得ない場合は、パート2だけの参加も可能ですが、ワークの中に理解しづらい面があるかもしれません。)

奥村三菜子先生

1990年代より、中国およびドイツの大学、民間講座、日本語補習授業校にて日本語教育に携わる。
2001年に着任したドイツでCEFRに出会い、CEFRの日本語教育実践や教師研修を行う。
2013年に帰国後は、国内の大学や専門学校等でCEFRを応用した日本語教育、教師養成などを行っている。
現職は鹿児島医療技術専門学校言語聴覚学科・非常勤講師(言語学、日本語音声学)。
専門は日本語教育、継承日本語教育。
主著に『日本語教師のためのCEFR』(共著、くろしお出版、2016)がある。
「好奇心が世界を平和にする」をモットーに、日々キョロキョロしながら町を歩いています。

日本語教師冬季集中セミナーは、好評のうちに終了いたしました。
ありがとうございました。

「と、ば、たら、なら」や「は」と「が」の使い分け、ボイス表現の導入など、学習者にとってよりわかりやすい教え方を考えてみませんか。日本語教育文法の理論と実践を見直す一日です。

日時
2017年12月16日(土) 9:20-16:45 (途中休憩あり)
会場
学校法人長沼スクール 東京日本語学校
受講対象
現職日本語教師、養成講座修了生、日本語ボランティア等、日本語教育に関わる方
受講料(税込)
1講座:6,480円(税込)、2講座:12,960円(税込)
パート1、パート2両方の受講が望ましいですが、片方だけでも受講できます。

12月16日(土)

9:20 ~ 16:45
(途中休憩あり)

一歩進んだ日本語文法の教え方
-日本語教育文法の理論と実践-

●パート1:日本語教育文法の目的 (9:20-12:30)
●パート2:日本語教育文法の実践 (13:30-16:45)

庵 功雄先生(一橋大学)

●パート1:「日本語教育文法の目的」
日本語教育文法は2000年代以降に現れた考え方で、日本語教育に直接役立つ文法研究を目指すものです。ここでは、日本語教育文法が現れてきた背景を概観し、理解レベルと産出レベル、産出のための文法、有標と無標、文法シラバスの見直しといった、日本語教育文法を考える上で重要な概念について説明します。

●パート2:「日本語教育文法の実践」
日本語教育文法が最も有効なのは類義表現の記述においてです。ここでは、条件を表す「と、ば、たら、なら」、主語を表す「は」と「が」などの使い分けを日本語教育文法の立場から考えます。また、文法項目を段階的に導入することの有効性を示す例として、ボイス表現(受身、使役、自他の対応)を取り上げて説明します。

庵 功雄先生
庵功雄先生

一橋大学国際教育センター教授。専門は日本語教育文法、日本語学、テキスト言語学。
『やさしい日本語―多文化共生社会へ』(岩波書店)、『日本語におけるテキストの結束性の研究』(くろしお出版)、『新しい日本語学入門(第2版)』、『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック(共著)』『中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック(共著)』(スリーエーネットワーク)など、日本語学・日本語教育に関する執筆多数。
最近よく使うことば:多文化共生社会を作る「お互いさま」の気持ち。

過去のセミナー

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平日9:00から17:00
(日本時間)

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